百年に一度の経済危機

現在は、百年に一度の経済危機と言われています。
アメリカの住宅バブル・金融バブルの崩壊に始まって、GMやフォードなどの
ビック３の自動車産業も崩壊しつつあります。
当然、日本も大きな影響を受けます。おそらく、９０年代のバブル崩壊よりも
はるかに大きく激しい危機が、これから日本の各地を襲うことでしょう。
すでに、雇用の危機という現象が現れていますが、いずれ企業の倒産や
個人の破綻が大幅に増加すると思われます。

これらは、日本社会が、アメリカ依存型の経済から転換して、新しい自立型の
内需中心の経済構造を獲得しないかぎり、続くでしょう。

内需拡大とは、地方の再生、新しいガソリンに代わる代替エネルギーの開発。
ナノテクノロジー、バイオテクロノジー等の新しいＩＴの開発等による
産業構造の根本的な変換を意味します。
いわば、２１世紀の産業革命です。
これなしには、この大きな危機を克服することは困難です。

この危機は、サービス産業の新しい根本的な変換をも迫ります。
士業も例外ではありません。顧客への最善のサービスを
全く新しい充実したシステムと内容で、提供する必要があります。
創造的な業態の開発が必要とされています。
そうしなければ、新しい社会の変革に対応できないでしょう。
それは、国民の生活の視点からは、社会の素晴らしい進歩と
いえるでしょう。